最近よく「モンテッソーリ」という単語がでてくるなぁ。
今流行っている教育方針なのかな?
保育園探しや、子供のおもちゃを探していると目にするようになりました。なんと、藤井聡太さんやビルゲイツさんも幼少期受けていた教育だそう。
どういう教育方針で何がいいのか、何をすればよいのか、気になることだけ簡潔に(大雑把に)まとめました。参考になれば幸いです。
オーガニック給食とか英語教育とか保育園選びって
いろいろ特徴あって大変ですよね、、、笑
モンテッソーリ教育って?
誰が考えたの?
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が、100年ほど前に考案した教育法。
世界110以上の国で実施されており、「著名人を多く輩出した教育法」としてもよく知られているそう。
どんな教育方法なの?
日本モンテッソーリ教育綜合研究所のサイトには以下のように記載があった。
基本的な考え方は
「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)」が必要である」というものです。
大人がすべきことは、何かを直接子どもに教え込むことではありません。子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、子どもを観察し、環境を整えることです。
日本モンテッソーリ教育綜合研究所-モンテッソーリ教育の基本的な考え方
子供自身が「学びたい」という気持ちを尊重して、手取り足取り教えるのではなく見守るということらしい。
どんな子になる?
有名人が多く輩出されているというのは惹かれるけど、結局どういった子に育てようとしてるのかが親としては気になる。
よいところ
- 個性が伸ばせる
- 自主性、積極性が身につく
- 物事を途中で投げ出さない責任感、忍耐力が身につく
よくないところ
- 他人に合わせる意識が低くなる
- 協調性が欠ける
自立した子供に育つ代わりに、人と足並みをそろえるのが苦手になる可能性もある、、、。
よくないところ、についてはあくまでも傾向だけど、教育方法として採用する際には頭に入れておいたほうがよさそう。
モンテッソーリ教育で学べること
5分野の教育
1.日常生活の練習
子どもが自分の手や身体を思い通りに使いこなせるようになるための練習。
例:机や窓をふく、観葉植物への水やり
2.感覚教育
五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚) を磨き、ものを感じ取る力を育てる。
例:積み木のおもちゃで遊ぶ
3.数教育
子どもがこれまでの生活の中で出会ってきた数量に関する体験や知識を、整理し体系化する。
例:棒やビーズを使った数遊び
4.言語教育
正しい話し言葉、書き方、読み方、文章の仕組みやきまりを習得する。
例:絵や文字が書いたカード遊び
5.文化教育
自分を取り巻く世界や宇宙へと興味を広げる。
例:動物図鑑や植物図鑑を読む。
指導方法
モンテッソーリ教育を採用した幼稚園、保育園はたくさんあるけど、指導方法は園によって異なりそうなので、見学してみるべし。
ただモンテッソーリ教育を行う教師の12箇条があり、モンテッソーリ教育資格取得者はこれに則っているので参考に。
モンテッソーリ教師の実践上の心得12条
日本モンテッソーリ教育綜合研究所-モンテッソーリ教育の基本的な考え方
- 環境の整備
- 教具・教材をはっきり正確に提示する~子どもが仕事をはじめるとき
- 子どもが環境との交流をもち始めるまでは積極的に、交流が始まったら消極的に接する
- 物を探している子どもや、助けの必要な子どもの忍耐の限度を見守る
- 原則として、呼ばれたところに必ず行く
- 子どもに誘われたときは、子どもの要求を、言葉で直接表現されない要求までも含めて、よく聞いてやる
- 仕事をしている子どもを尊重する
- 間違いはあからさまに訂正しない
- 休息している子どもには、無理に仕事をさせない
- 作業を拒否する子どもや理解しない子どもは、忍耐強く誘いつづける
- 教師は自分を探す子どもに存在を感じさせる
- 12. 教師は、仕事を終えた子どものところに姿を現す
おまけ
今回はモンテッソーリ教育について調べてみたけど、「おうちモンテ」というおうちで行うモンテッソーリ教育にも注目が集まってるみたい。
教育資格取得はハードルが高いけど、12箇条に則って接する、おもちゃを用意する、ならおうちでもできそう。
おもちゃも調べてRoomで紹介していきます!
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